抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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細胞内では,酵素などの活性分子が細胞構造やたんぱく質あるいは多糖類のような大きな分子と結合していて,そのために照射したときに細胞中の水に遊離基が形成されるのが部分的に防護さ九るのではないかと考えて,ln ultroで合成ペプチドとカップルした酵素の放射線抵抗性の変化を調べた。放射線感受性の高い酵素としてパパインをポリペプチドとしてはpoly-P-aminophenylanineを選んだ。パパインは水溶性であるが,ポリペプチドとカップルして不溶性になる。不溶性酵素-ポリマー複合体をいろいろな線量で条件をかえて照射した。ポリマーは酵素とカップルしたときのみ防護する。この放射線抵抗性の増加については,水性懸濁液に関しては機械的な放射線防護,乾燥状態に関してはエネルギー転移ということで説明できると思われる。しかしこの点はさらに明らかにする必要がある;図1表4参7