抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Asp.sojaeの生産する中性プロテアーゼIおよびIIの精製標品について酵素的性質を調べた.至適pHはIが7付近,IIが6付近にあり,熱安定性はIが比校的不安定であるのに対し,IIはpH7.5で99°C,10分間処理でも30%の残存活性を示した.しかし,IIは75°Cの処理で自己消化による失活が著しく,pH3およびpH9付近で顕著であった.Ca
2+はIの安定化に有効であったが,IIに効果がなかった.EDTA,I
2,N-ブロムこはく酸イミド,SLS,BKCIによりI,IIは阻害され,ジイソプロピルボスホロフルオリデート(DFP),馬鈴しょインヒビター,PCMB,IAA,L-アスコルビン酸によっては阻害されなかった.またIは,KCN,L-システイン,2-メルカプトエタノール,Na-チオグリコール酸,りん酸イオンにより阻害されたが,IIは阻害きれなかった.EDTAにより失活したI,IIはCo
2+の添加で活性を回復した:参12