抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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岩塩のへき開面を下地として真空蒸着によりNi単結晶薄膜を作り,真空度10
-6~10
-5Torrの領域で熱処理した場合の膜の構造変化を50kV電子回折でしらべた。450°C,3×10
-5Torr。1時間の熱処理では〔111〕方向にのびたしまと(001)方位のNiOのはん点がみられた。500°C,3×10
-5Torr,1時間の処理では多結晶NiOのデバイ環が観察される。同様な熱処理をArふん囲気中で行ってもNiO相のはん点があらわれないことから,Ni単結晶薄膜でのNiO相の形成には熱処理の際の酸素の圧力が寄与しており,同相の形成に先立って〔111〕方向に欠陥の集積がおこると結論される;写9図1表2参7