抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日米繊維交渉に対しわが国業界は,たび重なる政府の説得にも財界首脳のあっ旋にも応ずることなく,原則論を掲げて一貫した主張をくり返してきた。その背景はなにか。現実問題としては,その根抵に横たわっている繊維産業の体内にもつ特質である。はげしい競争にかりたてられる巨大原糸メーカと,2次,3次製品分野のぼう大な中小企業と,これらを結ぶ多くの問屋群と輸出業者との入りくんだ関係である。国内市場価格を下回る二重価格手段によって輸出を強行しない限りは,たちまち滞貨激増に追いこまれるような現在の一国への輸出依存の生産体制にこそ問題がある;写図1表3