文献

J-GLOBAL ID：201602007324594444   整理番号：72A0326597

粘弾性地山の応力緩和による円形トンネルの覆工土圧

著者 (2件)： 村山さく郎 (京都大・防災研) ,  藤本徹 (京都大・防災研)
資料名： 土木学会論文報告集  (Proceedings of the Japan Society of Civil Engineers)
号： 205  ページ： 93-106  発行年： 1972年 
JST資料番号： F0028A  ISSN： 0385-5392  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネル覆工土圧の時間依存性,施工依存性を解明するたあ,地山を均質粘土のような一様な粘弾性体と想定し,トンネル施工過程中の素掘り期間の存在,坑内圧気圧の加除,覆工施工時期などの施工経過を示す要素を導入して,地山開削面のクリープ変形の推移や地山粘土の応力緩和に基づく覆工土圧の大きさとその経時変化を理論的に解析する方法を示す;写図5参10

シソーラス用語： クリープ ,  応力緩和 ,  地山 ,  土圧 ,  粘弾性 ,  覆工
準シソーラス用語： トンネルライニング

引用文献 (10件)：

• 1) 村山朔郎 : 粘性土中のトンネル土圧について, 第 18 回土木学会年次学術講演会講演概要 III, pp. 57-58, 1963.村山朔郎 : トンネル土圧, 土木学会第 3 回トンネル工学シンポジウム, pp. 10-14, 1966.村山朔郎・松岡 元 : 粘性土の応力緩和によるトンネル土圧, 土木学会論文報告集, No. 168, pp. 37-43, 1969-9.桜井春輔 : 粘弾塑性地山内の円形トンネル覆工について, 土木学会論文報告集, No. 181, pp. 77-89, 1970-9.
• 2) 村山朔郎 : 粘土のレオロジー特性の確率論的考察, 材料, 14 巻, 139 号, pp. 282-288, 1965-4.
• 3) 村山朔郎 : 1) の第1および第 2.
• 4) Hanns Schmid : Statische Probleme des Tunnel-und Druckstollenbaues und ihre gegenseitigen Beziehungen, Berlin Verlag von Julius Springer, 1926.
• 5) 山口 昇 : On the stresses around a horizontal circularhole in gravitating elastic solid, 土木学会誌, Vol. 15, No. 4, pp.2 91-303, 1929-4.

タイトルに関連する用語 (6件)： 粘弾性 ,  地山 ,  応力緩和 ,  円形トンネル ,  覆工 ,  土圧