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J-GLOBAL ID：201602007333283389   整理番号：70A0367052

2-クロルエチルビニルエーテルとスチレン誘導体のカチオン共重合

著者 (3件)： 松田正 (京大(工)) ,  東村敏延 (京大(工)) ,  岡村誠三 (京大(工))
資料名： Polym J  (Polymer Journal)
巻： 1  号： 1  ページ： 19-26  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0612A  ISSN： 0032-3896  CODEN： POLJB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2-クロルエチルビニルエーテル(CEVE)とスチレン誘導体のカチオン共重合について,共重体生成の可能性とモノマー反応性に及ぼす重合条件の影響を検討.スチレン誘導体としてp-メトキシスチレン(p-MOS),p-メチルスチレン(p-MS)とα-メチルスチレン(α-MS)を使用.共重合はトルエンあるいは塩化メチレン中でBF₃・O(C₂H₅)₂またはSnCl₄・CCl₃CO₂Hを触媒しとして-78°Cで行なった.共重合体の生成は分別とNMRスペクトルにより確認.CEVE-α-MS系では各モノマーの相対反応性は生長末端の種類に依存しない(r₁×r₂≒1).CEVE-p-MOSとCEVE-p-MS系で組成曲線はS字型となる(r₁×r₂>1).この差はα-MSと環置換スチレンの生長カルボニウムイオンの安定性の差に帰すると推定.また,共重合体中のCEVE含率はBF₃・O(C₂H₅)₂よる場合の方がSnCl₄・CCl₃CO₂Hより大で,塩化メチレン中よりもトルエン中の方が大である:参16

タイトルに関連する用語 (3件)： スチレン誘導体 ,  カチオン ,  共重合