文献
J-GLOBAL ID:201602007342364669   整理番号:71A0359519

放射線照射したアミンおよびアミノ酸水溶液中に生じた遊離基のESRによる研究

Electron spin resonance study of radicals produced in irradiated aqueous solutions of amines and amino acids.
著者 (2件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 738-748  発行年: 1971年 
JST資料番号: C0334A  ISSN: 0022-3654  CODEN: JPCHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アミン,アミノ酸およびその関連化合物の水溶液に高エネルギー電子線を照射したとき,水酸基の反応によって生じる遊離基をESRで研究した。ほとんどの場合,アミノグルーブを持つ炭素から水素を奪うことによりアミノアルキル基が生じる。pHが7-13.5の領域ではCH2NH2,CH2NHCH3およびCH2N(CH3)2などの遊離基が生じるが,酸性溶液の場合にはRCHNH+3以外のものは認められない。ジメチルおよびトリメチルアミンの場合には2次反応の結果,R2NH+の型の遵離基が生じる。D2Oを用いた実験により,グリシンの酸性溶液の場合には,NH2CHCOOHの構造をした進離基が生じることが推定される。アミノ酸のアルカリ性溶液はすべてH2NCRCO-2の型の進離基を生じる。ただしα-アミノイソブチル酸では,pHが13でかつ溶質濃度が低い場合には,恐らくRNHと考えられる遊離基を生じる。生成機構は酸性溶液の場合にはRCH2NH+3+HまたはOH→RCHNH+3+H2またはH2Oであり,アルカリ性溶液の場合にはRCH2NH2+OH→RCHNH2+H2OおよびRCH2NH2+OH→RCH2NH+H2Oの二通りがあり,この両者は競合関係にある。なお,後者には直ちに二次反応,RCH2NH+RCH2NH2→RCH2NH2+RCHNH2が生じ,このためほとんどの場合にはRCH2NHは観測されない(竹内望)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。


前のページに戻る