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J-GLOBAL ID:201602007354582637   整理番号:64A0265798

魚類背肉中のコレステロール量と脂肪酸組成

著者 (2件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 179-188  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0898A  ISSN: 0021-5392  CODEN: NSUGAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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市場より得た33種の魚類および3種の加工品について脊肉中の脂質を抽出し,含油量,Liebermann-Bnrehardの試薬による比色法でコレステロール量,およびガスクロマトグラフィーにより脂肪酸組成を求めた.背肉1OOg中のコレステロールは最低トビウオ9.5mg.最高ワカサギ72mgで,海産魚は40±1Omgのものが多く,淡水および〓水魚は70~72mgであった.背肉脂質は腹肉のそれに比べてC14;0,C16:1,C18;1,C20;1の含量が低く,C22;6が多い.含油量の高い肉の脂質の脂肪酸組成は試料により相違するが,含油量1%以下の海産魚17例および加工品3種では,背肉脂質の脂肪酸組成はほぼ類似,パターンを示す.しかしメゴチ等5種ではC22:6が低く約10%程度で,サタ類も硬骨魚とやや異るパターンを示した.淡水魚のアユ,ドジョウではC22;6が1.3~2.5%で,著量のCl8;3が認められたが,ニジマス,ワカサギ,シラウオではC22;6は14.9~28.9%で海産魚に等しかった.
引用文献 (10件):
  • 1) 著者ら:本誌, 30, 179 (1964).
  • 2) 例えばLOVERN, J. A.: Biochem. J., 63, 373 (1956).
  • 3) 例えば片田宗男ら:本誌, 26, 425 (1960).
  • 4) LOVERN, J. A.: “Fish in nutrition” International Congress Washington D. C. (1961), p. 90 (Fishing News (Books) Ltd. London, England).
  • 5) NIEFT, M. L. et al.: J. Biol. Chem., 177 143 (1949).
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