抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オーチヤードグラス(I),ラジノクローバー(II)を供試,部位別重量割合を求め,各部位の含有脂質の脂肪酸組成をガスクロマトにより定量。(1)I出穂揃の部位別重量割合は(茎+稈+葉鞘)部最も多く,葉身部,穂部は同程度の値.IIの部位別割合は葉柄部最も多,次に薬部,開花時の頭花部割合はきわあて小.牧草の部位別割合は季節により変動.葉重,葉柄重は牧草収量と強い相関関係あり.(2)牧草脂質の脂肪酸組成は,部位により差異認められたが,どの部位の脂質も不揮発性脂肪酸多く,大部分は不飽和脂肪酸.Iの葉身部,II葉部はリノレイン酸含量50%以上で非常に多く,他の部位より不飽和指数高かった.(茎+稈+葉鞘)部はリノール酸含量多く,穂部,頭花部は他の部位よりもパルミチン酸,オレイン酸含量大.(3)牧草の全生草重に対する葉部,葉柄部,(茎+稈+葉鞘)部の比率と,その脂肪酸組成により,牧草全体の脂質の脂肪酸組成が左右されることを推論:参5