抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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クロマトグラフのn-ヘプタン留分はアスファルト質中の全飽和炭化水素含量に相当すると一般にいわれているが,このことは大略な値としては正しいが,厳密な表現でないことを実験により示す.試料として半固体のAthabasca原油に,n-オクタデカン-1-
14Cを混入し,これを一連の溶媒で溶離したものを酸化アルミニウムおよびシリカゲルコラムを用いたクロマトグラフにより分離し,n-ヘプタン留分中にn-オクタデカン-1-
14Cがかなりの量含まれることを認めた;図2参6