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J-GLOBAL ID:201602007591245769   整理番号:65A0250367

浦上貯水池における発臭と脱臭問題(I)

著者 (1件):
資料名:
号: 362  ページ: 60-75  発行年: 1964年 
JST資料番号: G0025A  ISSN: 0371-0785  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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上水道の臭気に関しては,国際的に共通の問題となっており,その種類,原因,予防,処理は未解決な問題を数多く含んでいる.著者は,昭和33年7月,滑石川および浦上川の上流の川平川を,主流入河川とする浦上貯水池が,1mの堰堤のカサ上げ後,ドブ臭,腐敗臭,土臭を帯びた臭気を発するようになった結果,その原因を追求する為,昭和35年1月から39年6月まで,陸水学的理化学的生物学的方面より綜合的に調査した.本池の形態は細長く,池岸線に屈曲部が多く,浅くて広いため,陸水学的には,藻類の発生量の多い富栄養湖の性格である.その為,プランクトンや細菌が多く発生し易い上に,それらが死滅し,池底に堆積し,汚泥源となり発臭する.一方,季節および水温の変化に伴う成層現象や,pH,濁度とクプラントン等について,その相関関係を詳細に亘り調査している,ついでその予防処理については,流入河川の汚染防止,貯水池周辺の雑草の除去,池内堆積汚泥の排除等に検討を加え,最後に新設される貯水池について,参考意見を述べている.
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