抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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表題薬物(I)を,無処置モルモット心臓およびα-メチル-p-チロシン(II),(3,4-ジヒドロキシフェニル)-β-プロピルアセトアミド(III)またはレセルピン(IV)を前投与したモルモット心臓に投与し,かん流心臓のアドレナリン作動神経における組織化学的変化とノルアドレナリン(V)含量の変化との相関を調べた。1は無処置心室のV含量を変化させなかったが,II,IIIまたはIVを前投与した心室のV含量を有意に減少させた。Iを投与した場合に見られる心室のアドレナリン作動神経のけい光は,IIIまたはIVを前投与した心臓では減少したが,IIを前投与した心臓ではこのような変化は起らなかった。心房のクロマフィン細胞におけるけい光は,いずれの場合も変化が見られなかった。これらの実験結果は,Iのような神経節刺激薬は,心臓の神経線維末端の基底神経叢から交感神経性の神経液を放出させると言う考えを支持;写図8表1参35