抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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結晶性ポリプロピレン(PP)と6-ナイロン(6N)のように相溶性の乏しいポリマーをブレンドする場合,第三成分として無水マレイン酸変性PPを導入すると,単純なブレンドポリマーに比してきわめて相溶性に富むブレンド系が得られた.これはPP中の無水マレイン酸側鎖と6N分子末端のアミノ基とによるグラフトポリマーの生成に基くものであり,その存在は溶剤抽出,アミノ基定量,あるいは走査型差動熱量計による同定などから確かめられた.異種ポリマー鎖がグラフトされるため,見かけ上,反応系ポリマーブレンドの結晶化度は低下するが,動的弾性率は140°Cまで,単純ブレンドポリマーに比べて高い値を示す:参5