抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気象衛星から撮影した写真には海や大きな湖に太陽がうつっているのが見られることがある。これは風が無く,水面が滑かな場合は,小さく輝いて見えるが,風が強く水面が波立っている場合は,大きく輝きはにぶくなる。1970年2~3月のESSA-8からの写真にうつっている太陽の大きさと輝きを地上天気図から読取った風速と比較した。うつっている太陽の直径が500kmより小さくて輝いている場合は,地上の風速は5kt以下であり,太陽の直径が500kmより大きくぼけている場合は,風速は5kt以上である。太陽がうつっている場合の写真を3例あげ,その時の地上天気図を示した;写図4表1