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J-GLOBAL ID：201602007729432573   整理番号：67A0353893

WC-10%FeおよびWC-10%(Fe-Co)超硬合金の性質と炭素量との関係

著者 (3件)： 鈴木寿 (東大(工)) ,  山本孝春 (東大(工)) ,  川勝一郎 (東大(工))
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 14  号： 2  ページ： 86-91  発行年： 1967年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： WC-10%Fe,WC-5%Fe-5%Co,WC-2.5%Fc-7.5%Co合金の諸性質を合金の炭素量との関係で検討した結果,(1)合金の焼結性はWC-Co合金よりも低く1420°C以上の温度が必要.(2)Co量が少くとも50~60%位までの結合相に対しては,Wの固溶は合金のC量が広範囲に変化しても認められない.(3)WC-Fe合金は,遊離のCを出現しても飽和磁化は一定になるとは限らない.(4)WC-Co合金の2相域に対する領域はWC-Fe合金ではM₂₃C₆型化合物を含有領域となるが,この領域は未確認.(5)比重,かたさは組織中の遊離C量に敏感に影響され,その増加と共に著減.(6)WC-Fe,WC-Fe-Co合金の強度はWC-Co,WC-Ni合金に比べて極めて低い:参22

引用文献 (22件)：

• 1) R. Edwards and T. Raine : I Plansee Seminar (1953), 232.
• 2) 東北大学科研報告(本多記念号)(1936), 864.
• 3) P. Schwarzkopf and R. Kieffer : Cemented Carbiede (The Macmillan Comp.) (1960) 70, 188.
• 4) R. Kieffer u. Benesovsky : Hartmetalle (Springer Verlag), (1965), 229.
• 5) 鈴木,林,山本,中条:本誌, 13(1966), 290.

タイトルに関連する用語 (3件)： 硬合金 ,  性質 ,  炭素量