抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Y13LおよびY13Sファージで抗酸菌獣調株の溶原化を行ない,その溶原化率を測定Y13Sファージは投入菌数の27%を,Y13Lファージは4.3%を溶原化し,とくにY13Sでは高率一たん溶原化した菌から得られたY13LはオリジナルのファージY13Lよりも高率に溶原化を行なう.Y13Lによる溶原獣調株からのファージ自然放出率は約10-1,Y13Sによるそれは約10
-3.溶原化した獣調株より放出されたファージの溶菌域は,ファージ原株と比べて,119株の抗酸雑菌に対して全く変化を示さない.溶原菌のファージ感受性はもとの獣調株とは異なり,Y13L溶原菌はY13LのほかA6,D4ファージに対する感受性が消失し,またY13S溶原菌はY13Sに免えきであるほか,HCファージに対して感受性を減弱.溶原化の前後で糖分解能の変化は認められず,また紫外線による誘発の試みは不成功であった.