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J-GLOBAL ID:201602007778409897   整理番号:64A0261880

抗酸菌の溶原化(I)Y13ファージによる抗酸菌獣調株の溶原化

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巻: 19  ページ: 169-174  発行年: 1964年 
JST資料番号: F0920A  ISSN: 0021-4930  CODEN: NSKZA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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Y13LおよびY13Sファージで抗酸菌獣調株の溶原化を行ない,その溶原化率を測定Y13Sファージは投入菌数の27%を,Y13Lファージは4.3%を溶原化し,とくにY13Sでは高率一たん溶原化した菌から得られたY13LはオリジナルのファージY13Lよりも高率に溶原化を行なう.Y13Lによる溶原獣調株からのファージ自然放出率は約10-1,Y13Sによるそれは約10-3.溶原化した獣調株より放出されたファージの溶菌域は,ファージ原株と比べて,119株の抗酸雑菌に対して全く変化を示さない.溶原菌のファージ感受性はもとの獣調株とは異なり,Y13L溶原菌はY13LのほかA6,D4ファージに対する感受性が消失し,またY13S溶原菌はY13Sに免えきであるほか,HCファージに対して感受性を減弱.溶原化の前後で糖分解能の変化は認められず,また紫外線による誘発の試みは不成功であった.
引用文献 (24件):
  • 1) Takeya, K. Yoshimura, T. Yamaura, K. and Toda, T.: Amer. Rev. Resp. Dis., 80, 543, 1959.
  • 2) Russel, R. L. Jann, G. J. and Froman, S.: Amer. Rev. Resp. Dis., 82, 384, 1960.
  • 3) Russel, R. L. Jann, G. J. and Froman, S.: Amer. Rev. Resp. Dis., 88, 528, 1963.
  • 4) White, A. Foster, F. and Ryon, L.: Amer. Rev. Resp. Dis., 84, 118, 1961.
  • 5) White, A. Foster, F. and Ryon, L.: J. Bact., 84, 815, 1862.
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