抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1.3.5-トリメトキシベンゼン(I)-2-d,および2-tlの25°での過塩素酸と酢酸ナトリウム緩衝水溶液および重水溶液中での交換反応において,重水素のトリチウムに対する離脱原子同位体効果KD/KTと重水素溶媒同位体効果KD
2O/KH
2Oを求めた・速度はIに一次に比例し,両効果共に酸濃度に無関係に一定である・過塩素酸溶液中の水素イオン触媒および緩衝溶液中の酢酸触媒におけるKD/KHは2.18,1.89またKD2O/KH2Oは1.68,0.693であった。これより個々の反応段階における同位体効果を算出し,さらに両触纎反応共にIに水素イオンの付加した対称共役酸が中間体であると云う仮定と,酢酸触媒では酢酸残基が中間体形成に関与しているとの仮定とについて,酢酸の水中と重水中における解離平衡定数比を計算すると,前者の仮定の場合が実測値と良い一致を示した;表5参25(鳥山久美子)