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J-GLOBAL ID:201602007797534996   整理番号:65A0243692

果糖部分に14Cラベルしたしょ糖の合成

Synthesis of sucrose labelled with carbon-14 in the fructose part.
著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 4605-4607  発行年: 1964年 
JST資料番号: C0276A  CODEN: JCSIA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR) 
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しょ糖にdextransucraseが作用してぶどう糖とD-加藤を生成する反応は何段階かを経て行なわれ,供与体および受容体分子と酵素との会合という過程を含むと考えられているが,本研究ではD-14C-果糖を添加した場合の効果を調べた.Leuconostoc mese-nteroidesの粗酵素液をしょ糖とD-14C-果糖に作用させると,ラジオクロマトグラで,RFがそれぞれ0.50,0.38,0.22,0.11のB,C,D,Eという4つの物質がみられた.このB物質は加水分解等により14C-しょ糖であることが判明した.またこの14C-しょ糖の比放射能を測定したところ無限薄膜法では60.0me/mole,無限厚膜法では60.8me/moleであり理論値は62.0me/moleであるため8時間の反応ではほぼ完全に交換反応が起ったと考えられる.この研究によりdextransucrase粗酵素標品はしょ糖からD-フルクトフラノースの還元基へのD-グルコピラノシル基を可逆的に転位する作用があることがわかった.しょ糖合成酵素がdextransu-craseであるならばしょ糖からのD-グルコシルデキストランサッカラーゼ複合体およびD-果糖の生成は可逆的過程に違いない.C物質は種々の溶媒に対するクロマトグラフからロイタクローゼであることがわかった.D,Eについてはしょ糖に連続的にグルコシル基が添加されてできたものと推定される;図1 参8
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