抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メチルテストステロン(MTS)の金属塩化物による呈色反応を検討し,三塩化アンチモンのニトロベンゼン溶液(25g/15mι)もしくは塩化アルミニウム溶液(0.5/100mι)により赤色けい光性の緑色の特異的な呈色を認めた.前者によっては3mgのMTSが,後者によっては0.3mgが検出確認できる.またMTSの乾燥検体に70%硫酸液0.5mlを加え100°Cで4分間加熱し,氷冷後塩化第二鉄試液(3%酢酸100mι中0.1g)0.5mιを加え50%硫酸2.5mιで希釈したときの黄色呈色を30分以内に430mμで比色すると40~100γのMTSを比色定量できる,この反応はテストステロンもしくはエチニルエストラジオールの共存下でも影響を受けない.