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J-GLOBAL ID:201602007849143761   整理番号:65A0237144

光によって誘発される化学ルミネセンス

Light induced chemiluminescence.
著者 (2件):
資料名:
ページ: i-iii,1-30  発行年: 1964年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
記事区分: 原著論文  発行国: その他 (ZZZ) 
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ジオキサンを溶媒とする液体シンチレータを用いて低エネルギーβ線の計測を行なう場合,試料がりん光を放出することが知られている。この原因が,溶媒中に含まれる過酸化物の光化学分解によるものであることを確めた。実験は,充分純粋なアセトン,ベンゼン,ジオキサン,過酸化安息香酸第3級ブチルなどを用い,溶媒単独およびこれに過酸化安息香酸などを加え,紫外線を照射し,数秒後に測定用セルに移してりん光を測定した。過酸化安息香酸のベンゼン溶液の発光量(照射終了後3秒における)は濃度とともに増大し,0.2mol/lあたりで飽和値に近づく。アゾビスヘキサノニトリルのルミネセンスは,酸素飽和の場合が窒素飽和にくらべて著しく大きいが,これは酸素の存在によって過酸化物が生成するためである。この発光量は温度の上昇によって長時間持続するようになる。時間による発光の減衰は,発光量の逆数が時間と直線的関係にある場合もあるが,必らずしもそれに限らない。以上の実験事実から,発光の機構について論じている;図8 表6 参31
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