抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Alの水腐食反応生成物である水和被膜の化学構造を赤外反射スペクトル(IRRS)で究明.Alの自然酸化被膜は高周波側1,135~890cm
-1にνAlOに帰属する吸収バンドを示し,被膜内に配位数が4より少ないAlの存在を示唆.水腐食反応により最初にAl表面に生ずる被膜は水浴温度にかかわらず無定形Al
2O
3である.水和被膜は多相構造を有し浴温によって異なり,50~80°Cで変化がとくに顕著である.水腐食反応の初期段階にて結晶性水酸化物相の成長は遅く,50°Cの場合,浸せき240分以内で得られる被膜は大部分無定形酸化物相で,80°Cの場合でも120分以内で得られる被膜には多量の無定形水酸化物相が含まれる.80°C以上の場合,浸漬時間が短い時プソイドベーマイトに似たAlOOH相の生成を認めた:参22