抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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均時サイクロトロンに関しては新しい時期に入った様に見える。3つの大きなプロジェクトや小さくユニークな計画が認められかけている。スイス核研(SIN)585MeVサイクロトロンは1973年末にビームが出る予定である。可変エネルギー入射サイクロトロンは陽子で100μA以上の能力を有す。西カナダの3大学連合のTRIUMFでは500MeVH加速器を作三ろうとしている。エネルギーの異る6つの陽子ビームを同時に出す。完成は1973年春である。Indiana大学では200MeVのイオン可変,エネルギー可変のサイクロトロンを作り始める。主加速器とほとんど相似な入射器,数百KVのd,c,入射,第2高調波も使えるrf空胴,などが特徴である。両サイクロトロンとも4つの分離セクター磁極を有す。他にCyclograaffの案がDuke大学のH,Newson教授により提案されている。1200000ドルの小さいタンデムバンデと360000ドルの安いサイクロを組合せ,Hを15MeVまでサイクロ加速しタンデムに入射すれば広範囲にエネルギーが変えられる。エネルギー幅は20KeVにもなっている。10MeV前後のバンデを入射器とした重イオンサイクロトロンも何か所かで計画がすすめられている