抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2年間にわたる震源を精確に決定して,標記地域における振源分布を詳細に調査した。地殻内部に発生した浅発地震は,海岸線に平行して,その下部に幅約70kmの帝状分布をしている。長さ約150kmにわたって伸びる中深発の地震の震源は,厚さ約25kmの板状の分布をなしており,南東に向かって大きく傾いて深さ約160kmまでに達している。重力の正の異常地域と第四紀の安山岩系の火山が存在しているが,これらは地震帯とはやや離れた位置にある;写図6表1参22