抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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使用酢酸菌65株を20時間培養し,生菌体から直接エーテルーエタノール(3:1)でユビキノンを抽出し,アセトンで部分精製した試料をペーパークロマトグラフィーでキノン組成を見た.さらに薄層クロマトグラフィーおよびマススペクトル分析にてその組成を確認.その結果Gluconobacter属(I)にはQ<sub>10</sub>が,Acetobacter属(II)にはQ<sub>9</sub>が特異的に存右し,IとIIの分別の目安になることが判明.1964年Asai et al.の提唱した中間株のうちG.liquefaciensはQ<sub>10</sub>を有し,1960年Carr&Shimwellのこの菌に対するAcetobacter acetiの色素生成株としての取扱いは再検討を要すると考えられる:参7