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J-GLOBAL ID:201602008074054518   整理番号:73A0380304

カドミウム-銅(Cd-CU)カラム還元法による飲料水中の硝酸性窒素の微量定量法

著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 88-93  発行年: 1973年 
JST資料番号: S0030A  ISSN: 0013-273X  CODEN: ESKGA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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Cd-Cuカラム還元法による飲料水中のNO3-Nの定量法について検討した.0.5~2.0mm径のCd細片に0.8M硫酸銅溶液を加えてCdの表面にCu化合物を形成し,これを還元用カラムに約12cmの長さに充てん後活性化する.カラムを洗浄液で洗浄後,検水の適量に0.1M塩化ナトリウム溶液1mlを加え蒸留水で50mlとした試験液を10~20ml/minで流してNO3-NをNO2-NVこ還元しジアゾ化法により定量する.本法により飲料水中の微量NO3-N(0.003~2.0ppm)を精度よく定量できる.NO2-NはCd-Cuカラム通過により変化せず,NO2-NとNO3-Nの共存する検体においても両老を精度よく分離定量できる.通常の飲料水では共存物質の影響はないものと考えられる.Cd-Cuカラムを作製しておけば操作は他の方法に比較して簡易であり,短時間(約30分)で定量できる:参9
引用文献 (19件):
  • 1) 第18回東海公衆衛生学会, 三重, 1972年6月一部発表.
  • 3) 日本規格協会,"工業用水試験方法1966," 東京, 1971, pp. 55-56
  • 日本規格協会, "工場排水試験方法1971," 東京, 1971, pp. 43-46
  • 日本水道協会, "上水試験方法1970年版," 東京, 1971, pp. 184-189
  • 日本下水道協会, "下水試験方法1967年版," 第3版, 東京, 1967, pp. 120-125
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