抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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普通鋳鉄,強じん鋳鉄,共晶黒鉛鋳鉄,球状黒鉛鋳鉄可鍛鋳鉄のそれぞれに曲げ荷重を加え,組織中黒鉛部にき裂の発生する応力を求めると曲げ破壊応力の70~80%である.破断面中基地部の占める割合は普通鋳鉄で20~40%,強じん鋳鉄で40~60%,可鍛鋳鉄で60~90%,球状黒鉛鋳鉄で80~100%となり,これと基地部の強さとの積で鋳鉄の強さを良く説明できる.