抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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デヒドロ酢酸(I)に対するサリチルアルデヒド(II)の呈色反応の機構解明,さらにI試験の際の妨害物質の検討のために,1と類似構造の化合物を対象として,試料溶液1mlに20%IIアルコール溶液1mlと49w/v%NaOH1mlを加えふっ騰水浴中20分加熱,20分放冷後,水で50mlとする.光路長10mmのセルで340~700mμ間の吸収を測定,さらに試料のアルカリ分解によるアセトン(III)生成の有無,試料消失の有無分解産物をガスグロマトグラフィーで検討した結果,IとIIの呈色はIの3位のメチルケトン基に由来せず,Iのアルカリ分解で生じたIIIの呈色によること,BraunsteinおよびThomsonのいう反応範囲内に多くの呈色化合物が含まれ,さらにこの他に呈色を示す物質の存在すること,I分析への本反応の利用に際して,適用に注意の必要なことを明示:参20