文献

J-GLOBAL ID：201602008110996592   整理番号：72A0388008

有機化合物のポーラログラフ拡散電流に及ぼす有機溶媒の影響

著者 (2件)： 鈴木信 (近畿大(理工)) ,  沢田恵夫 (近畿大(理工))
資料名： Rev Polarogr  (Review of Polarography)
巻： 17  号： 2/3  ページ： 69-76  発行年： 1971年 
JST資料番号： G0173A  ISSN： 0034-6691  CODEN： PORAAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水-有機混合溶媒中での有機化合物の拡散電流は溶媒の組成比が変化するに従って溶媒の粘度の平方根に逆比例して変化するよりも大きいものあるいは小さいものがあり,有機溶媒の種類によっても異なる.ニトロ安息香酸のように溶液中で解離してイオンとして溶存する有機化合物は溶媒の粘度から予想される値に一致するか少し低くなる.ニトロベンゼンでは粘度から予想される値より高くなる.ニュートラルレッドではさらに複雑な変化が生じた.これは純水溶媒中では会合のようなものが生じているためと推測:参5

引用文献 (5件)：

• 1) I.M. Kolthoff and J.J. Lingane: Polarogradhy, 2nd Ed. Vol. 1, p. 97, 1952.
• 2) J.M. Hale and R. Parsons: Advances in Polarography, Vol. 3, p. 829, 1960.
• 3) K. Schwabe: Progress in Polarography, Vol.1, p . 333, 1962.
• 4) R.A. Robinson and R.H. Stokes: Electrolyte Solutions, 2nd Ed. p. 302, 1959.C.W. Garland, S. Tong and W.H. Stocknzayer: J . Phys. Chem., 69, 2469 (1965).
• 5) H. Schneider: Solute-Solvent Interactions, ed. by J.F . Coetzee and C.D. Ritehie, p. 301, 1969.

タイトルに関連する用語 (3件)： 有機化合物 ,  拡散電流 ,  有機溶媒