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J-GLOBAL ID:201602008134532139   整理番号:71A0377750

メチルブロミド中毒症の臨床的研究 I

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資料名:
巻: 18  号: 11/12  ページ: 447-457  発行年: 1970年 
JST資料番号: S0211A  ISSN: 0386-975X  CODEN: NSIKA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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病状の異なるメチルブロミド(CH3Br)中毒症すなわち(1)せき髄後索および末梢神経障害を示した軽病例:62歳男,化学研究所員,(2)小脳および錐体路症を示した重症例:22才男,燻蒸業の2症例をもとに慢性CH3Br中毒症の臨床像および概念について検討した.(2)の脳波の棘波傾向を伴う異常速波はその経過にみられた全身けいれん発作に対応する所見と考えられ,CH3Br中毒に起因するてんかん領域の異常である可能性を示唆している.慢性CH3Br症は神経症状を基本病像とし,時間的,空間的に多様な病態を示すことを特色としており,(1)の神経障害は本中毒症の徴候の多様性を裏付けている.自験例に基き慢性CH3Br症の臨床像,検査所見,鑑別診断,病理所見,成因と治療法および慢性中毒の問題につき考察した.本邦症例54例集計検討して,そのうち慢性申毒と思われるものは約14例であった:参35
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