抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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通常の常温貯蔵法における変化と対比しつつ実験した結果,13°C以下,相対温度約70%と10°C以下,相対温度約80%の2低温条件の間では,貯蔵中の米の化学的品質の変化について顕著な差異はなく,常温区に比べて変化の度合が小さかった.すなわち低温区では水分の減少とV.B1の減少が共に小さく,カタラーゼ,パーオキシダーゼ,アミラーゼそして糖化力などの酵素活性の低下が小さかった.また低温区ではアミログラム,還元糖,水抽出酸度,水溶性室素の変化が共に小さかった,しかし脂肪酸度は常温区より小さい傾向にあり,貯蔵後の早い時期に上昇した.炊飯し好特性(加熱吸水率,膨張容積炊飯液の(pHそのヨード呈色と溶出固形物)も貯蔵期間を通じて変化しなかった.よって低温貯蔵は常温区に比べて米の品質保持につたて明らかにまさっていると考えられる.