抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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二酸化マンガン電解製造の際の電流密度が低いほど,電解液温の高いほどまた電極材質としてカーボンより鉛電極を用いる方が生成した二酸化マンガンの放電特性が優れていることに関連して,その物理化学的性質をX線回折,熱分析,BET法による表面積測定,化学分析などによって調べた.その結果,活性度の高いものほどγ面(110)の回折強度が大であった.加熱減量については結合水と有効酸素離脱が考えられ,これと放電特性との関連は断定できず,BET法による表面積と活性度との関連はむしろ負の相関関係を示すことさえあった.化学分析による有効酸素と活性度とには相関関係を認め得ず,活性度とSO
42-含量とは正の相関を示した.これらの結果に対しMnOOHの不均化反応速度と固相拡散抵抗に関連して放電特性を論じた:参12