抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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0.93%C,0.37%Mn,0.20%Si,0.02%P,0.03%S,の鋼についてパテンティング処理を行なったもの,高温の変態で粗パーライトのもので引抜加工後の組織を電子顕微鏡観察し,0.004%C,0.001%Mn0.005%S,の試料の結果とも比較した。高張力鋼線は引抜きにより長い板状セルのフェライトが見られ,セルは引抜き方向に垂直で大きさは加工度と共に減少し,粗大パーライトも同様であるがセルの壁は連続な板状セメンタイのものと炭化物の破片を含む二種類ある観察結果に基づき下部組織による強化の機構を調べた;写7図6参19