抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スズメバチ,ミツバチ,オオクマバチの3種類のハチ抗原を用い,これらで感作して作ったウサギ血清との間に寒天ゲル内沈降反応を行ない,スズメバチ抗原では少なくとも7本の,ミツバチおよびオオクマバチの両抗原では少なくとも6本の沈降線の形成を認めた.上記3種のハチ抗原間には少なくとも2本の共通抗原性を示す沈降線がえられた.虫体成分のうちsacless body(ハチ体から毒のうを抜いた残りの部分)ばかりでなく,毒のう中にも少なくとも1本の共通抗原性を示す沈降線を認めた.モルモット皮内での受動皮膚アナフィラキシー反応により,各ハチ間に共通抗原性が存在することを証明,スズメバチ抗原がもっとも感作能力が強く,他の2種ハチの抗原は同程度の感作能力があることを示唆:参18