抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ポリオキシエチレンドデシルエーテル(PODE)C
12H
25-O(CH
2CH
2O)
pH(P=6.2~67.3)について,R
f値,表面張力,CMC等を検討.副製されたポリエチレングリコール(PEG)を含んでいる未精製PODEのR
f値は精製PODEのそれより若干低く又PEGのR
f値はpに依らずほぼ一定であった.精製したPODEには赤外吸収スペクトルによりp値が16以下のものに精製過程で生成したと考えられるカルボニルの存在が認められた.このカルボニルはPODEの水溶液の表面張力には大きな影響は与えない.PODEの可溶化能は通常のイオン性界面活性剤と異なり,CMC以下の濃度に於いてもある程度の可溶化を示す.可溶化能-濃度曲線より得られたCMCとPODEのp値の間にCMC=(0.30+0.083p)×10
-4mol/lなる関係が見出された.