抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
世界各地の活火山の溶岩流25個の
40Ar/
36Arを測定した。18個の測定値は空気の値とほほ一致した。5個の値は空気の仁より大きく,3個は小さかった。過剰の
40Ar量は10
-13~10
-12mol/9程度であり,過剰の
36Ar量は10
-16~10
-15mol/g程度である。
40Arの過剰の原因は溶岩流中の捕獲岩や大きいはん晶の存在などでほぼ説明できる。これに反し,
36Arの過剰は予期しなかったことで原因ははっきりしないが,(1)マントル中のKの少ない環境で生じたArが結合した,(2)空気中の
36Arが選択的に岩石中に入りこんだ,の過程が考えられる;写図1表2参34