抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各種試料に含まれる微量水銀の定量に中性子放射化分析法を適用した。試料中の水銀の化学型により保存・分析の段階での損失が大きいので,中性子放射化後試料は水銀担体を加え湿式灰化を行い損失を少くすることができた。灰化試料から水銀の分離は予備的な沈殿法を行った後精製し,電着法または沈殿法によって水銀を分離した。
197Hg,
197mHgの測定は薄型NaI検出器を用いたシンチレーションスペクトロメトリーに依った。Frie湖で採取した魚に含まれる水銀量は生産量1g当り0.20~0.79μgであり,他の水銀定量法にくらべて中性子放射化分析法は良い結果が得られた