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J-GLOBAL ID:201602008421851512   整理番号:71A0377577

慢性血液透析患者における体液の変動 I 特に血液および脳せき髄液中の電解質,尿窒素,クレアチニンならびに酸塩基平衡の変動を中心として

著者 (1件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 367-380  発行年: 1971年 
JST資料番号: F0744A  ISSN: 0368-5063  CODEN: KDIZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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血清Kは透析前には軽度の高K血症を呈し,透析中は低下,終了後4時間より常に復した.血清Na,Clは透析前より余り異常値を示さず,透析により減少,終了後上昇傾向を示した.無機Pは透析前に高く透析により減少,終了後上昇傾向.Caは透析前に低く,透析中上昇,終了後減少したが,前後を通じ依然として低Ca血症が持続した.MgはKの動きと似た変動をした.血中尿素窒素とクレアチニンは透析前なり高値を,透析8時間により有意の低下を示した.透析前低値を示したpHは透析後正常にまで回復し,アチドーシスも改善されたが,その後再度代謝生アチーシスに向う様相を呈した,脳せき髄液中では透析後もpHの低下が持続し,PCO2は軽度上昇したが30mmHg以下を示し,重炭酸塩,緩衝塩基はほとんど変動しなく,血液の酸塩基平衡の変化とはかなり異なった傾向が認められた:参32

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