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J-GLOBAL ID:201602008475340670   整理番号:64A0261605

菌類代謝産物(XXI)ウスチラギノイジン(Ustilagi-noidin)(1)ウスチラギノイジンAの反応

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資料名:
巻: 11  号:ページ: 1174-1178  発行年: 1963年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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稲麹病菌Ustilaginoidea uirens(Cooke)Takahashiからえられる赤色色素ウスチラギノイジンA(I,C23H18O10・2C4H8O2,mp>300°,[α]D-384°)は次の各誘導体を与える.テトラアセテート(C36H26O14・C6H6,mp285°,[α]D-46.5°),テトラエトキシカルボネート(C40H34018・C2H5OH,mp131°),テトラベンゾエート(C56H34O14・C2H5OH,mp297°),ヘキサメチルエーテル(C34H30O10,mp253°,[α]D+89,5°).Iは酸化分解で2・6-ジメトキシテレフタール酸(mp120~122°)を,Zn末乾溜でアントラセンを生ずる.Iをアルカリ分解するときアセトン1分子と共に不安定な分解産物Pro-ductA(パーアセテート:C36H30O16,mp235°,[α]D-21°;部分メチル化物:C26H26O8,mp190°;パーメチルエーテル:C28H30O8,mp202°)を与え,Iのヘキサメチルエーテルをアルカリ分解すればProduct B(C30H30O10,mp・234°;ジアセテート:C34H34O12,mp240°;ジメチルエーテル:C32H34O10,mp182°[α]D+15.8°)が得られる.またIをギ酸中加熱して旋光度のみがかわった生成物イソウスチラギノイジンA(mp>300°,[α]D+378°)を得た,Iの紫外部吸収スペクトルは1-フェニルナフタリンまたは1・1’ビナフタリンと似た曲線を示す.
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