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J-GLOBAL ID:201602008486853733   整理番号:69A0331797

真珠層の成長機構

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資料名:
巻: 13  ページ: 1561-1596  発行年: 1968年 
JST資料番号: F0807A  ISSN: 0447-4279  CODEN: KSJHA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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真珠層の鉱物薄板の生成過程を電子顕微鏡によって観察し,真珠層の成長機構を生鉱物学的に考察.鉱物薄板の成長前線は階段とテラスの部分とからなり,盛んに成長している真珠層表面に縞模様として出現.真珠層に階段ができる様式は,ラセン転位の束を媒介として成長した単結晶の渦巻階段に由来する場合など三つあり.二軸平均径が1000Å以下の小さな結晶は鉱物薄板の成長前線のあこちに生成するが,アコヤガイの真珠層ではこのうちでも基板結晶の境界に生成した結晶が大きく成長.結晶の厚化速度は二軸平均径が0.5~1.0μに達する頃から急に遅くなり,その後(001)面の中央付近から吸着しはじめ板状結晶となる.散在して成長する結晶の形は生成条件に,大きさは生成条件と生成後の経過時間に依存.鉱物薄板に包含された結晶の大きさと形は散在して成長した結晶が階段に接合する状態や時期により変化真珠層のaragonite結晶はそのb軸をin terla-mellar matrixの繊維軸に平行に並べて成長.b軸に±30度以内の乱れを含めると80~90%の結晶が繊維素に平行に成長.真珠層のaragonite単結晶は成長部分,成長する時の生成条件により著しく異った成長をする:参54
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