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J-GLOBAL ID：201602008540650398   整理番号：70A0046399

ステンレス鋼の応力腐食割れ II 2相ステンレス鋼

著者 (2件)： 水野誠 ,  鈴木隆志
資料名： 日本金属学会会報  (Bulletin of the Japan Institute of Metals)
巻： 8  号： 10  ページ： 716-721  発行年： 1969年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 0021-4426  CODEN： NKZKAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 18-8系の鋳鋼品や溶着金属はオーステナイト基質に少量のフェライトを析出し完全な組織の鋳造圧延材よりも応力腐食割れを起こしにくく,これらの複合組織からなる2相ステンレス鋼が新しい形式の耐応力腐食鋼として開発されてきた。オーステナイトステンレス鋼の割れにおよぼすフェライトの影響と2相ステンレス鋼の性質を概説。この鋼は常温強さが高く価格は在来のオーステナイト鋼と大差ない。開発後日が浅いため今後の研究改良と実用環境での使用実績との積重ねとあいまってその適用範囲が確立されるだろう;写図8表4参18

シソーラス用語： 応力腐食
準シソーラス用語： オーステナイトステンレス鋼 ,  オーステナイトステンレス鋼(応力腐食割れ) ,  応力腐食割れ ,  応力腐食割れ(二相ステンレス鋼) ,  二相ステンレス鋼 ,  二相ステンレス鋼(応力腐食割れ)

引用文献 (17件)：

• (1) R.A. Lula, W. G. Renshaw and J. B. Hill: The Iron Age, 176 (1955), Sept.8, 74.
• (2) C. Edeleanu: Stress Corrosion Cracking and Embrittlement, John Wiley and Sons Inc.,(1956), p.126.
• (3) P. P. Snowden: J.Iron Steel Inst., 197 (1961), 136.
• (4) M.G.Fontana, F.M.Beck and J. W. Flowers: Met. Progress, 80 (1961), No.6, 99.
• (5) F.W.Flowers, F.M. Beck and M. G. Fontana: Corrosion, 19 (1963), 186.

タイトルに関連する用語 (3件)： ステンレス鋼 ,  応力腐食割れ ,  2相ステンレス鋼