抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
変成作用の性質とその時代に関して問題の多い同変成岩類を,構造岩石学的に研究し,現在までの調査結果から以下のようにまとめた。1)本地域の変成岩類は少なくとも4回のしゅう曲運動(早期より後期へ,B
2,B
3,B
4,B
5,)をうけている。2)御さい所変成岩類の地質梼造は背斜・向斜の繰返しで,竹貫のそれは“いびつな背斜”で特徴づけられる。 これらの基本的構造の形成期はB
2しゅう曲時相で,温度条件は低かった。3)構造解析の結果からみると,多地域は2度の広域変成結晶作用をうけた可能性が強い。4)御さい所変成岩類と竹貫片麻岩類の層序関係は,前者が上位で整合関係である;写図20表2参42