抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Fe-Co-WおよびFe-Co-Mo合金は非常にかたいのが特長で(HRC62~70),これは同時に耐摩耗性が大であることを示している。しかし,硬度が高いために,機械加工を困難にする欠点がある。本論文では,この分散・硬合金のかたさに及ぼす基本合金元素(Co,Mo,W)と添加合金元素(Mn,Niなど)の影響を研究している。研究は多フアクター計画法の採用によって行われた。結論はつぎのようである。Fe-Co-Mo合金の状態図の解析によって,Coを多量に含んだ合金の肉盛後のかたさの低下はオーステナイト組成の含有が多いことによる;写図2表2参10