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J-GLOBAL ID:201602008654005123   整理番号:64A0263304

納豆菌による粘質物の生成(III)糸引納豆の粘質物(I)

著者 (1件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 407-411  発行年: 1963年 
JST資料番号: F0231A  ISSN: 0002-1407  CODEN: NNKKAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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市販糸引納豆から粘質物を純粋に分離し日色粉末状に得た.粘質物アミノ酸としてはグルタミン酸だけで他のアミノ酸は見出されなかった.これらのグルタミン酸はグルクミン酸ポリペプチドの形で存在すると推定された.なおこのグルタミン酸はL型とD型との混合物で,D型が59.3~87%を占めていた.粘質物構成の糖としては果糖だけで他の糖はなく,果糖はフラクタンとして存在していると考えられた.納豆粘質物は上記のグルタミン酸ポリペプチドとフラクタンとだけから成っていたが,両者の量比は試料により相当の差異を示した.
引用文献 (22件):
  • (1) 藤井久雄:本試, 36, 1000 (1962).
  • (2) 藤井久雄:本誌, 37, 346 (1963).
  • (3) G. Ivánovics, L. Erdös: Z. Immuni. u. exp. Therap., 90, 5 (1937).
  • (4) G. Ivánovics, V. Bruckner: Z. Immuni. u. exp. Therap., 90, 304 (1937).
  • (5) W. E. Hanby, H. N. Rydon: Bioch. J., 40, 297 (1946).
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