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J-GLOBAL ID:201602008756154778   整理番号:65A0244580

直接相互作用過程研究のための(n,α)反応の角分布

Calcul de distributions angulaires (n,α)a l’aide d’un processus d’interaction directe.
著者 (1件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 273-282  発行年: 1964年 
JST資料番号: D0209A  ISSN: 0029-5582  CODEN: NUPHA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE) 
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(n,α)反応での角分布がしばしば90°対称から非常にずれていることや,断面積が統計論からの計算より桁違いに大きいことなどから直接過程の寄与が考えられる.この反応を理解するために2つの過程を考えた.1つは標的核からの3Heのピック・アップ,もう一つは同じ核からのα粒子のノック・アウトである.これらの計算はボルン近似を用いまた最初にzero-rangeのポテンシャル,次いでガウス型のポテンシャルを用いることによってなされた.これらの型のポテンシャルを用いるとアナリティカルな形で結果が得られる.応用として16O(n,α)13C及び23Na(n,α)20Fの計算を行なった.以前複合核形成の結果と考えられていた角分布の90°対称を直接過程でも再現することができた.また16O(n,α)13Cにおいてガウス型ポテンシャルでもzero-rangeポテンシャルでも実験値を再現でき,ポテンシャルの形は影響が少い.π附近の角分布との一致はこれまでより少しよいように思われるが,より詳細に比較するためにはより多くのまたより精密な実験が行われることが望まれる;図8 参10
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