抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉛-α法(ラーセン法)によって,福岡市周辺,愛知県東部,および長野県高遠地方のかこう岩類に含まれるジルコンおよびモナズ石O年令が測定された。これは,わが国のかこう岩に対しては初めての試みである。測定された年令値は,福岡地区では4岩体6標本が80から115m・y。(平均97 m .y .) ;愛知地区では8岩体6標本が70から105 m・y.(平均90m.y.);高遠地区では4岩体9標本が80から165m・y。(平均106 m ・y。)であった。この測定値は一二(Z)例外を除いて,それぞれのかこう岩の地質関係と矛盾しないし,また,これまでに発表された同じかこう岩に対するK-Ar年令と比較しても測定誤差の範囲内で一致している。このことから,測定されたかこう岩類の地質時代は白亜紀であること,およびこの鉛-α法が,かこう岩の地質年代測定には迅速かつ有効であることがわかった;図5表2参26(著者抄録)