文献

J-GLOBAL ID：201602008861825360   整理番号：70A0161247

膜レベルでのホルモンの作用 II ラット肝臓細胞質膜へのエピネフリンとグルカゴンの結合

Hormone action at the membrane level. II. The binding of epinephrine and glucagon to the rat liver plasma membrane.

著者 (5件)： TOMASI V ,  KORETZ S ,  RAY T K ,  DUNNICK J ,  MARINETTI G V
資料名： Biochim Biophys Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 211  号： 1  ページ： 31-42  発行年： 1970年 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単離したラット肝臓膜へのエピネフリンとグルカゴンの結合の研究から両ホルモンは他の細胞膜よりも細胞質膜に高い親和性を示した。グルカゴンの細胞質膜への結合はエピネフリンの結合より早い。エピネフリン類似体の研究から2つの環状OH基が膜への結合で重要であることがわかった。PCMBやDTNBはエピネフリンとグルカゴンの結合を阻害する。これは受容体たんぱくにSH基のあることを意味する。100°,1分間の熱処理はホルモンの膜への結合には影響を与えないがアデニルシクラーゼ活性は完全に阻害される。このことから受容体たんぱくとアデニルシクラーゼは同一ではない;写図8表10参15

シソーラス用語： アデニルシクラーゼ ,  アドレナリン ,  グルカゴン
準シソーラス用語： エピネフリン

タイトルに関連する用語 (6件)： ホルモン ,  ラット ,  肝臓 ,  細胞質膜 ,  エピネフリン ,  グルカゴン