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J-GLOBAL ID：201602008922868113   整理番号：72A0406531

ヨーロッパおよびニホンウナギの生化学的識別法

著者 (3件)： 谷口順彦 (高知大(農)) ,  高橋次郎 (高知大(農)) ,  小西芳信 (高知大(農))
資料名： 日本水産学会誌
巻： 38  号： 6  ページ： 627-631  発行年： 1972年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 形態による区別のつきにくいヨーロッパウナギとニホンウナギの有効な分類形質の探索が望まれているので,著者らは両種のLDH,MDH,エステラーゼおよび筋肉たんぱくなどの電気泳動像を比較検討した.両種のLDH,MDHおよびエステラーゼの電気泳動像は著しく異なり,成魚ばかりでなくシラスの同定にも有効なことが判明した.シラスのLDHおよびMDHのパターンはクロコないしは成魚のパターンと一部異なるところが見られたが両種の識別を妨げるものではなかった:参8

引用文献 (8件)：

• 1) 江草周三:化学と生物, 9, 385-389 (1971).
• 2) 谷口順彦:水産科学, 17, 67-79 (1971).
• 3) K. SICK, M. WESTERGARD and O. FRYDENBERG: Nature, 193, 1001 (1962).
• 4) E. M. PANTELOURIS and R. H. PAYNE: Genetic Research, 11, 319-325 (1968).
• 5) V. EGE: Dana Report, 16, 1-256 (1939).

タイトルに関連する用語 (4件)： ヨーロッパ ,  ニホンウナギ ,  生化学 ,  識別