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J-GLOBAL ID:201602008944591654   整理番号:73A0381479

舌がんの実験的形成 I 9,10-ジメチル-1,2-ベンゾアントラセンの塗布による舌がんの実験的形成

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巻: 21  号:ページ: 999-1012  発行年: 1972年 
JST資料番号: F0912A  ISSN: 0029-0297  CODEN: NKOGA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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ヒトの頭頸部悪性しゅようの中では歯肉がんと並んでひん度も高く,臨床的にも重要な舌がんの研究に役立てるために,舌がんをより短期間に高率に形成しうる実験モデルを確立しようと試みた.そのため、ハムスターの舌側縁中1/3部に歯科用クレンザーで擦過すると同時に0.5%標記化合物(DMBA)アセトン溶液を反覆塗布することにより,従来の報告にみられないほど早期に,ほぼ100%の率で舌がんを形成しえた.この歯科用クレンザーで擦過すると同時にDMBAアセトン溶液の塗布を行なった群よ,DMBAアセトン溶液の塗布だけを行なった群と比べて有意の差をもって発がんまでの期間が短かった:参56
引用文献 (56件):
  • 1) Levy, B. M.: The effect of a chemical carcinogen (20-methylcholanthrene) on oral tissues. A preliminary report, Oral Surg, 1: 582, 1948.
  • 2) Levy, B. M., Gorlin, R. and Gottsegen, R.: Histology of early reactions of skin and mucous, membrane of the lip of the mouse to a single application of a carcinogen, J. Nat. Cancer Inst., 12: 275, 1951.
  • 3) Kolas, S.: Investigation of normal human saliva for possible anticarcinogenic action and chemical carcinogenesis in mucous membranes, Oral Surg., 8: 1192, 1955.
  • 4) 伊藤秀夫: 鶴歯類の口腔周囲諸組織における実験的腫瘍形成の研究, 口科誌, 9: 374, 1960.
  • 5) Shafer, W. G.: Experimental salivary gland tumorigenesis, J. Dent. Res., 41: 117, 1962.
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