抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ヒトの頭頸部悪性しゅようの中では歯肉がんと並んでひん度も高く,臨床的にも重要な舌がんの研究に役立てるために,舌がんをより短期間に高率に形成しうる実験モデルを確立しようと試みた.そのため、ハムスターの舌側縁中1/3部に歯科用クレンザーで擦過すると同時に0.5%標記化合物(DMBA)アセトン溶液を反覆塗布することにより,従来の報告にみられないほど早期に,ほぼ100%の率で舌がんを形成しえた.この歯科用クレンザーで擦過すると同時にDMBAアセトン溶液の塗布を行なった群よ,DMBAアセトン溶液の塗布だけを行なった群と比べて有意の差をもって発がんまでの期間が短かった:参56