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J-GLOBAL ID：201602009051618704   整理番号：70A0377784

蒸散係数による水稲の乾物生産におけるエネルギー効率の試算

著者 (3件)： 田中明 (北大(農)) ,  山口淳一 (北大(農)) ,  桑原真人 (北大(農))
資料名： 日本土壌肥料学雑誌  (Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 41  号： 2  ページ： 59-62  発行年： 1970年 
JST資料番号： G0156A  ISSN： 0029-0610  CODEN： NIDHAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 作物は太陽エネルギーを利用し,光合成を行ない,一方,蒸発潜熱として利用して蒸散を行なっていると考えられる.この仮定より乾物生産(W)と蒸散(T)の比,蒸散係数(T/W)は一定であるはずである.そこで光以外の要因を十分に供給し,仮説を確認した.水耕培養の水稲群落の蒸散係数は約280で,ほぼ一定となった.この場合,日射エネルギーの蒸散に対する効率を63%とすると,日射量の2.4%に対応する光合成が生じ,同化エネルギーの40%が呼吸に使われ,残りの1.4%が乾物として固定されたと考えられる:参7

タイトルに関連する用語 (4件)： 水稲 ,  乾物生産 ,  エネルギー効率 ,  試算