抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コンクリートの破壊を決定する基準が物性の変化しない範囲において時間と温度に関せず一定のひずみ値であるという説明はいずれも一軸荷重の場合であった.今回三軸破壊実験を行ない,組合せ圧縮応力下の破壊を決定する基準としてつぎのごときものが考えられることが明らかになった.コンクリートのあるひずみ状態を平均垂直ひずみεで表現し,これに対応するせん断ひずみ強度SがS=f(ε)=a+b
εで与える値に達すると破壊を生ずる.いままでの上下端面に鋼製ブロックを直接接触した場合の三軸圧縮強度は過大に評価されていると言える:参6